夏・冬の賞与が入ると、その月だけ総支給も手取りも跳ねます。同じ並びで眺めていると、「いつもこれくらい」と錯覚しやすいです。ここでは 賞与月を通常月と分けて残す ことだけに絞ります。
PDFの取り込みは PDFの記事、差の話は 手取りと総支給の差 に任せます。例は 給与明細管理 ですが、表計算でも同じです。
まだ分かっていないこと: 会社によって賞与と給与が1枚にまとまる/分かれるので、内訳の完璧な自動分離は保証しません。あとから「賞与月」と分かる印があれば足ります。
分けて残す理由
賞与は通常月と次の点が違います。
- 頻度が少ない(多くは年2回前後)ので、毎月平均に混ぜると感覚が狂う
- 控除の出方が違うことがある
- 使途が違うことが多い(貯金・臨時支出・返済など)
分けておくと、月次の手取り推移と、賞与込みの年収感を取り違えにくくなります。賞与が減った・出なかった年にも、「何が変わったか」に気づきやすいです。税務計算の代替ではなく、自分用の見通しをぶれにくくする記録です。
賞与月に残す最低セット
通常月は総支給・手取りで足ることが多いです(差の記事)。賞与月は次を足すと見返しやすいです。
| 項目 | なぜ必要か |
|---|---|
| 支給月(年月) | 推移と年間の軸 |
| 総支給・手取り | 通常月と同じ土台 |
| 「賞与である」メモ | グラフや年収見通しで混ぜないため |
| (任意)内訳メモ | 会社表記が分かれるとき。最初は省略可 |
項目は通常月と同じでも構いません。大事なのは、あとから賞与月だと分かる印 です。
続け方の目安
| タイミング | やること | 目安 |
|---|---|---|
| 賞与支給日〜数日 | 取り込み、総支給・手取りを記録 | 2〜5分 |
| 記録直後 | 「賞与」の印を付ける | 1分 |
| 通常の給与日 | いつもどおり(賞与と混ぜない) | 1〜3分 |
| 年末 or 四半期 | 賞与込み/月額のみを切り替えて見る | 5分 |
賞与月だけ気合を入れず、通常月の延長にすると続きます。
見込み年収を見るときの注意
「今年の見込み」は、賞与の扱い方で大きく変わります。
- 賞与込み — 年間の生活感向き。賞与額は毎年同じとは限らない
- 月額のみ — 固定費との相性を見る向き
どちらも 登録済みデータからの参考値 です。確定申告や年収証明の代わりにはなりません。
向いている人/向いていない人
向いている例:
- 賞与月だけグラフが跳ねて、月次の感覚が掴みにくい
- 賞与あり/なしで年収のざっくり見通しを見比べたい
- 明細は取り込んでいるが、賞与の扱いだけ曖昧なまま
向いていない例:
- 賞与の税額をアプリだけで確定させたい
- 会社システム以外に明細データを置けない
- 法人・複数人の一括管理が目的
アプリでの記録(給与明細管理)
給与明細管理 では、取り込み後に総支給・手取りを残せます。賞与込み/月額のみの切り替えや、見込み年収の参考表示もアプリ内にあります。
データは端末内にAES-256で暗号化し、外部サーバーへ送りません。税や社会保険の正確な計算・申告を保証するものではありません。
よくある質問
賞与と給与が1枚にまとまっているときは?
1件として登録し、「賞与月」とメモするだけで足りることが多いです。内訳は必要になってから足してください。
賞与が出なかった年は?
記録がないこと自体が情報です。無理にゼロを作らなくても、通常月だけが並ぶ年として見れば足ります。
PDFが読めない賞与明細は?
その月だけ手入力します。PDFの記事 を参照してください。
App Storeで確認する
賞与を含めた手取り・年収の見通しは、iOSアプリ 「給与明細管理」(無料)でもできます。リンクは記事下の Related App にあります。詳細は 紹介記事、一覧は 給与明細ガイド です。
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免責
一般的な記録の話であり、税務・労務・金融の助言ではありません。判断は会社の人事や専門家へ。アプリの機能はバージョンで変わることがあります。